2018年1月17日水曜日

間接視野

とにかく周りを見られない選手が多いことに、改めて気づく今日この頃である。

最近の育成年代におけるトレーニングの主流は、狭いスペースでのポゼッション。
どうしても近くの選手を見ることが多くなる。そうすれば判断材料も少なくなる。

また、味方をはっきり見た上でパスを出す。はっきり見ることで頭の上下動が起こる。
この一瞬の動作でタイミングが遅くなったり、リズムを悪くさせる。

もう少し間接的に全体を見る。
味方のユニフォームの色が沢山視野に入ってくれば選択肢も増える

視野を広げるため、”間接的に見る”という意識を持たせた上でトレーニングを行うことを薦めたい。

随分前にも書いた記憶があるが、見ることに特化したトレーニングをすることも大事である。

小崎峰利